KKベストセラーズから出たワニの豆本のP154、タモリのケンカに強くなる本です。昭和53年12版発行です。価格は380円。ワニの豆本は縦128mm×横92mmという小さなサイズの本です。
この本を読んでもいわゆる殴る蹴るのけんかが強くなるわけではないです。「喧嘩という字を分析すれば、どちらも口ヘンだ。これすなわちケンカの本質はタンカということだ。」と書いているように、ハッタリをかましたり脅したりするテクニックを紹介しています。
基本・実践・応用と進んでいけば、タモリさんのようなあらゆる場面で対応でき、笑いが取れる喋りが身につくとか。例えば基本編の目次は下記です。
ケンカ必勝の基本パターン
- 1、相手を飲んでかかれ
- 2、ハッタリをかませろ
- 3、ケンカは売るものだ
- 4、逃げるが勝ちだ
- 5、けして手段を選ぶな
- 6、悪口雑言でぶっ倒せ
- 7、相手の弱みをにぎれ
- 8、虎の威をかるタイガー・マスクになれ
- 9、ケンカの沙汰も金しだいだ
- 10、やられたらやり返せ
- 11、とつぜん発狂しろ
- 12、敵をアツくさせろ
- 13、去る者は追え
実践編では10種類のケンカ術を紹介しています。基本と違って高度です。タイプAの飛躍超越型は、例えばレストランで「エビグラタンと味噌汁ちょうだい」と言うのが飛んでるらしいです。
- タイプA、飛躍超越型ケンカ術
- タイプB、優秀優越感型ケンカ術
- タイプC、愛欲倒錯型ケンカ術
- タイプD、激闘攻撃型ケンカ術
- タイプE、絶賛軽蔑型ケンカ術
- タイプF、望郷残侠型ケンカ術
- タイプG、夢想少女趣味型ケンカ術
- タイプH、怒濤罵倒型ケンカ術
- タイプI、激情白気型ケンカ術
- タイプJ、現実逃避型ケンカ術
あと、応用編は更に笑える。
こちらからワニの豆本の古本検索出来ます。
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