2002年に発売されたサンマーク文庫「英語は絶対、勉強するな！」を読みました。このタイトルと、「語学学習に一大革命を起こした シリーズ70万部突破のベストセラー」と帯に書いてあるのを見ると、勉強が苦手な自分は思わず反応してしまった。勉強しないで英語が身に着けばこんな良い事は無いと。
この本に書かれている方法は下のような5段階に分かれていて、要は日本語が話せるようになったのと同じような手順を踏んでいけば、英語が第二母国語になると言うものでした。早くて半年、遅くとも一年でそうなると言っています。
第１ステップ：完全に聞き取る 第２ステップ：完全に書き取る 第３ステップ：英英の語彙や表現法に精通する 第４ステップ：生きた英語を完全に体得する 第５ステップ：英語文化を理解し、幅広く多様な英語力を深める
で、読み終えて思ったのは、これを実践するのはかなりたいへんそう。例えば第１ステップは英語のＣＤやテープを完全に聞き取れるようになるまでひたすら聞き続ける。ただし、脳に浸透させる時間が必要とかで、週に一日は休むように指示しています。聞くだけと言うのは簡単そうですが、眠くなります。
この本の指示通りに実行するのはおそらく続けられないと思いますが、学習ではなくて習慣化するというのは納得できるし効果的と思うので、英語マスターに向けて参考にしたいです。
それにしても、これに従って成果が出た人はいるのだろうか。英絶と略して呼ばれるこの本は登場した当初確かに凄い注目を集めたようで、インターネットで調べると、これを実践した人の体験談など多くの情報が見られます。
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