安倍総理の消費増税決断 支持できそうにない

1日の夕方、安倍晋三首相が来年4月1日に消費税率を現在の5%から8%へ引き上げると表明しましたね。

消費増税は17年ぶりです。当時も大騒ぎだったろうと思いますがすっかり忘れてしまい、5パーに慣れきってしまっています。

今回のはどうだろうか。ただ今回はこの後更に10パーにまで上げることになっているから少し様子が違う。

安倍総理の消費増税決断会見

安倍さんの引き上げ決定会見はネットの中継で見ました。

平成25年10月1日 安倍内閣総理大臣記者会見

「今回の私の結論に対して、国民の皆様の御理解と御支持をお願い申し上げます。」と言うが支持できそうにない。

燃料費が値上がりし、食料品などもジワリと値上がりし始めている中での3パーアップはかなりキツイです。

自身が言うように足元の日本経済が次元の違う三本の矢の効果で回復の兆しを見せているなら自然増収となるはずで、消費税を上げなくてもいいのではと思う。

「企業の収益が伸びていけば、雇用が増えていきますし、さらに賃金が増えていけば、家計も潤っていくわけであります。」と安倍さんは言う。そうなるのは理想ですが、現実は多くの企業は増税分を補えるほど給料は上げないと思うので生活は苦しくなる。

それと、5兆円規模の経済政策パッケージの話も出ていましたが、これもその額に見合うほど効果はないような気がする。国が行う経済政策はザルに水を注ぐようなものです。

あと、最後の方で言っていた「経済の再生と財政健全化、この2つを同時に達成するほかに、私たちには道はありません。」というのが気になる。国の仕組みを変えるとかいろいろと道はあるのではないかな。

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