7月2日から始まった節電期間中、雨や雷による停電はあったものの、電力の供給力不足による計画停電は実施されること無く終わったことは良かったです。
関西電力管内では、節電目標は2010年夏に比べて15パーセントとされ、大飯原発稼動後は10パーセントに変更されました。で、その結果は約11パーセントとなり目標をクリアしたそうです。
節電に向けて我が家はパソコンのモニターをブラウン管から液晶に代えたぐらいで、特に目新しいことはしませんでした。
これまで通り、小まめにスイッチを切ったりコンセントを抜いたりはしました。
予想と実績
関電が今夏の需給状況についてという資料を公開していました。それによると、需要が最も大きかったのは8月3日に記録した2682万kwでした。この日の関西は、例えば大阪だと最低気温が27度、最高が36度という非常に暑い日でした。
対して、シーズン前の最初の需要想定は3030万kwで、その後に見直して2987でした。
一方、最高を記録した日の供給可能量は2999万kwで、大飯原発が動いていることもあってか、余裕があります。単純に考えると、大飯2機分が無かったら2764万kwです。
シーズン前、関電は原発が全て停止したままだと供給量は2542と言っていました。
これら予想と実績の差が大きくて、予想値が正確性に欠ける。関電の需要予測は求め方に問題があるか、安全サイドに過大に見積もりすぎていると思う。供給量は正直なデータを出さずに隠していると思える。
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