コンクリ製排水桝の破損個所をセメントで修理

その内の一つ、台所からの水が流れ込む排水桝は、エルボを取り外して確認すると、底面が破損し、側面も大きめの穴が開いてしまっています。

これはトラップ桝なので、本来は水が常に溜まっていないといけないのですが、水が完全に抜けてしまっています。

これまで何度か、この桝近辺で臭いにおいがすることがありました。

この流れゆく先、割と近い距離で下水道管につながっていますので、そこから匂いが逆流していることが考えられます。

それと、側面に空いた穴から土が、桝内部に入り込んでいました。

また、破損はしていなくても、劣化でコンクリートのセメント成分が無くなり、石がむき出しになっています。

この穴を埋め、劣化部分も補強しようという事で、急硬性（60分硬化タイプ）と防水性を兼ね備えたとする、家庭化学工業の「60分防水セメント」を買ってきました。

修理するとなると、台所で水を流す事をしばらくの時間中止しなければならないので、セメントはなるべく早く固まってほしいと考え、これを選びました。

ただ、急硬性だからなのか、可使用時間は約5分間と説明しています。練り終えて、もたもたしてると、固まり始めてしまいます。

セメントを扱うのは今回が初めてという私にとっては、この点が大変苦労しました。

防水性は、特に必要なかったかもしれません。

で、穴埋め作業が終わって数日経過しましたが、桝に水が溜まるようになりました。

他の桝も、順次修理していきたいと考えています。