世界の傑作機 タカラマイクロワールド

世界の傑作機(タカラ)

タカラ、ハセガワ、文林堂のコラボレーション模型シリーズ「世界の傑作機」から、大戦中のドイツ機 Bf109とFw190です。

スケールは1/144。キットは彩色済みですので、部品を切り離して組み立てるだけで完成です。

メッサ―シュミット Bf109 F-2

写真:メッサ―シュミット Bf109 F-2の模型

第54戦闘航空団(JG54)、ハンス・フィリップ大尉機の模型です。開戦直後のポーランドで初撃墜を記録し、1942年3月末には100機撃墜を記録、さらに翌年3月、史上2番目の200機撃墜を果たした超エースがフィリップ大尉。

機体は同大尉がT/JG54司令当時のもので、雪原での作戦のため、グレイ系迷彩の上から白色の水性塗料が塗られている。のちに中佐に昇進、スコアも208機にのぼったが、1943年10月8日のP-47サンダーボルトとの空戦で戦死している。

Bf109 F-2

Bf109の初飛行は1935年5月で、ドイツのバイエルン航空機製造が開発製造した。その後社名がメッサーシュミット社に変わり、Bf109は改良を重ねながら約33,000機が生産されたドイツ空軍の名機です。

乗員:1名 全長:9.02m 全幅:9.924m 全高:3.2m 自重:1960kg 全備重量:2750kg 最大速度:606km/h 巡航速度:528km/h 実用上昇限度:11600m 航続距離:710km

フォッケウルフ Fw190A-8

写真:フォッケウルフ Fw190A-8の模型

第301戦闘航空団(JG301)所属機。JG301は1943年に編成され、「ワイルドサウ」と呼ばれた単座機の夜間戦闘機部隊です。

この機体は、1944年末のドイツ本土シュテンデル防空の任務第3飛行隊という設定です。夜間部隊ということで、ドイツ機で多く見られるモットリング塗装ではない、ブラウンバイオレットのベタ塗りです。

Bf109F-2のエンジンが液冷だったのに対し、それより性能が劣るとされる空冷エンジンをFw190A-8は搭載していた。それでも高性能のエンジンと機体設計の良さでBf109に迫る性能を発揮する。

乗員:1名 全長:8.95m 全幅:10.5m 全高:3.95m 自重:3471kg 全備重量:4360kg 最大速度:653km/h 巡航速度:470km/h 実用上昇限度:11400m 航続距離:1470km

JG301