F9F-2 パンサー
米海軍当局の艦上夜間戦闘機の開発要求にグラマンの提案が採用された。が、その後の交渉で単座型の昼間戦闘機に変更され、直線的な主翼を持つF9F パンサーが誕生した。F9F-2は最初の生産型で、原型機の初飛行は1947年だった。この後、エンジンを載せかえるなどした派生型が誕生していった。1951年に登場したF9F-6は主翼を後退翼改良し、愛称がクーガーと名付けられた。朝鮮戦争への実戦参加で知られ、各型合わせて1300機以上の生産数を誇る傑作機。
全長:11.85m 全幅:11.58m 航続距離:1,887km 最大速度:864km/h